肩こりについて

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肩こりは、首や肩の筋肉が緊張して硬くなることで痛みや不快感を引き起こす状態で、多くのオフィスワーカーが経験する疾患の1つです。主な原因は長時間同じ姿勢を続けることや不適切な姿勢で過ごすことです。運動療法を中心としたリハビリテーションや作業環境の改善により症状の軽減が期待でき、予防することもできます。

どんな状態なの?

肩こりは、首すじにある僧帽筋や肩甲挙筋という筋肉が緊張し、硬くなることで痛みや不快感を引き起こす状態です。特にデスクワークやスマートフォンの使用などで長時間同じ姿勢を続ける人に多く見られます。主な原因には次のようなものがあります。

不適切な姿勢:頭が肩よりも前に出る姿勢により、首や肩の筋肉に負担がかかります。
運動不足:首や肩甲骨の周りの筋力が低下すると、筋肉のバランスが崩れます。
精神的なストレス:ストレスにより筋肉の緊張が高まります。
睡眠不足:睡眠不足は肩こりのリスクを増加させます。

主な症状は次のようなものがあります。

首から肩にかけての鈍い痛み:首すじの重い感覚や張り感を伴います。
首すじの筋肉のこわばり:僧帽筋のこわばりを感じます。
頭痛:後頭部から側頭部にかけての頭痛が生じることがあります。
肩の動かしにくさ:手を上にあげたり、後ろに回したりしにくくなることがあります。

治療は、保存療法が主で多くの場合は症状の改善が期待できます。

保存療法
薬物療法:消炎鎮痛薬の服用や湿布薬の使用などで痛みを和らげます。
リハビリテーション:肩、首のストレッチやマッサージ、トレーニングなどを行います。
姿勢指導:肩に負担のかからない姿勢の指導などを行います。

痛みが強い場合にはデスクワークなど負担のかかる作業を避けることが勧められます。
肩こりに対する手術療法は一般的ではありませんが、肩こりの原因が頚椎疾患や神経圧迫などの場合には、手術が検討されることがあります。

肩こりの予防には、次のようなものがあります。

作業環境を整える:下を向かなくてもいいようにディスプレイの高さを調整する。
定期的に休憩をとる:30分に1回程度は身体を動かすようにする。
適度に運動する:日頃から有酸素運動などの運動を行う。
睡眠時間を確保する
ストレスを管理する

その他にもお風呂などで身体を温め、血行をよくすることも肩こりの予防になります。

当院にご相談ください

当院ではできるだけ手術療法を避け、リハビリテーションを中心とした保存療法を行っています。また、手術後のリハビリテーションを行うこともできます。肩や首の痛み、こわばりがある場合は、当院にご相談ください。

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この記事を書いた人

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岩政 亮平

理学療法士
日本臨床徒手医学協会認定セラピスト
ピラティスインストラクター