体外衝撃波治療

⾳波の⼀種である衝撃波を体内の組織に伝達することで、痛みの改善や組織の修復を促す治療法です。医療では腎臓や尿管などにできた結⽯を砕くために⽤いられてきました。近年、ヨーロッパでは低出⼒の衝撃波を整形外科領域で⽤いるようになりました。

また、欧米ではスポーツ選手を中心に負担の少ない安全かつ有効な治療法として広まっています。

衝撃波
  • 痛みを発生させている神経の末端を破壊する。
  • 痛みを伝える物質を減少させる。
  • 新しく血管が作られ、血流が改善する。
  • 組織が再生し、痛みを伝える物質が減少する。
  • 難治性の足底腱膜炎
  • アキレス腱炎
  • 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
  • 上腕⾻外側上顆炎(テニス肘)
  • ⽯灰沈着性腱板炎
  • 疲労⾻折
  • 早期の離断性⾻軟⾻炎
  • 早期の⾻壊死 など 
  • 国際整形外科体外衝撃波学会で治療対象となっています。

まずは医師にご相談ください。

  • 医師の診断に基づいて理学療法士または作業療法士が治療を行います。
  • 1回の治療時間は約10分です。
  • 週1回の治療を3回⾏います。
  • 第33回中国ブロック理学療法⼠会(2018)で当院における治療の有効性について発表を行いました。
衝撃波治療風景