10秒まとめ
腱鞘炎は、指や手首を動かす際に腱鞘に炎症が生じる疾患で、主に使い過ぎが原因です。症状は痛みや腫れで、治療は保存療法と手術療法があります。予防には適度な休憩とストレッチが効果的です。
どんな疾患なの?
腱鞘炎は、腱を包む腱鞘に炎症が生じる疾患です。腱は筋肉の力を手足の先端まで伝える重要な役割を担っており、腱鞘はこの腱を保護しています。指や手首を動かす際に、腱鞘の滑りが悪くなったり摩擦が生じたりすることで炎症が起こります。主な原因は、関節への過度な負荷や繰り返しの動作、加齢などです。
どんな症状が現れる?
発症部位によって異なりますが、痛みや腫れ、関節が動かしにくくなる、関節を動かす時に違和感や引っかかり感がある、朝起きた時に関節がこわばるなどの症状があります。症状の程度は個人差が大きく、軽度のものから日常生活に支障をきたす重度のものまであります。代表的な腱鞘炎には、ばね指(弾発指)やドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)などがあります。
どんな治療法があるの?
治療は、症状の程度や原因に応じて選択され、保存療法と手術療法の2つの選択肢があります。保存療法は消炎鎮痛剤の服用や注射などの薬物療法が中心です。
保存療法で症状が改善しない場合や、症状が重度の場合には、手術が検討されます。主な手術方法には、腱鞘切開術があります。これは、狭くなった腱鞘を切開して腱の通り道を広げる手術です。多くの場合、局所麻酔下で行われる低侵襲な手術です。
どうすれば予防できる?
腱鞘炎の予防は、指や手首の使い過ぎを避けることです。また、早期発見・早期治療を心がけることが大切です。
当院にご相談ください
当院では薬物療法を中心とした保存療法を行っています。指や手首を動かした時の痛みや引っかかりがある場合は、当院にご相談ください。
